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12月でめっちゃくちゃ日焼けしてますけど何か?〜在日韓国人のシドニー滞在記〜

12月でめっちゃくちゃ日焼けしてますけど何か?〜在日韓国人のシドニー滞在記〜 12月でめっちゃくちゃ日焼けしてますけど何か?〜在日韓国人のシドニー滞在記〜

Hey guys!    どうも、しげきむです。 

 

今年の東京はすごく寒いと聞いています。朝方は1℃になっているとか・・・そして気が付くとあっという間に12月になっているということにも驚くばかりです。僕の2019年は、とにかく走り抜けた一年でした。オーストラリアに来て以降、新しいことに触れるばかりで、目まぐるしく過ぎ去っていきました。 

 

オーストラリアは夏です。今年はシドニーで大規模な山火事があり、風向きによってはシティ中が煙に包まれるという記録的な自然災害に襲われていますが、クリスマスが近づいており街中はなんだか浮かれています。初めて半袖で過ごすクリスマス。最高です。 

 

今回のテーマは、オーストラリアのクリスマスです。というよりも、夏のクリスマスです。 

 

クリスマス=夏休み?! 

オーストラリアでのクリスマスホリデーは、早い人で12月頭から、遅くともクリスマス・イブから始まり、1月の7日ごろまで、しっかり休暇をとる人は1月末までになります。ただし、サービス業になると、クリスマスと1月1日だけ休みにして普通に営業しています。 

 

クリスマスツリーが飾られているカフェで、冷房を効かせ、半袖半ズボン、人によってはビーチサンダル(僕は雪駄)で、コーヒーを一杯片手にチルしている人の姿を想像したことがありますか? 

 

オーストラリアの子どもたちにとっては夏休みです。平日、僕が働いているCircular queyというオペラハウスがあるところでは、クイーンズランドや南オーストラリアから遠足の子どもたちで賑わっています。スクールホリデーの一貫なんだとか。ランチをしながら彼らの話を聞いていると、「今年のクリスマスプレゼントは何がほしい?」「ピカチュウ、マリオ、任天堂スイッチ!」みたいな会話が聞こえてきます。子供が欲しい物は、世界中一緒なのかもしれません。 

 

街なかはすっかりクリスマスモードです。至るところにクリスマスの装飾が施されていますが、日本ほど恋人と過ごす色が強くないので、各々楽しんでいる様子です。 

 

 

日本とのクリスマスの違い 

さてさて、私韓国でクリスマスを過ごしたことがありません。なので、オーストラリアと日本のクリスマスの違いを比べていきたいと思います。 

 

前段でも触れましたが、オーストラリアのクリスマスは夏、日本のクリスマスは冬にやってきます。夏といえば、あれやりたいこれやりたいとアクティブな気分になる季節でもあります。冬は、どちらかというと寒さに耐えながら淡々と日々を過ごしたくなる季節かと思います。(もちろん逆パターンもあるかもしれません)そのせいか、クリスマスへの注目度が大きく違うように思います。 

 

オーストラリアのクリスマスは、なんだかとりあえず感があります。サーフィンやウォーキングやら他にやりたいことがあるので、休暇が来たぞー!という合図でしかない感があります。 

 

日本のクリスマスは、なんだか何かをしないといけないような、それこそ誰か最愛の人と過ごさなければ蔑まれるような感覚があるかと思います。その逆で、最愛の人と過ごすクリスマスこそが最高、というような調子で、消費意欲も駆り立てられます。寒い冬だからこそ、目が行ってしまうのかなと思います。 

 

また、クリスマスといえば、僕の中では正月へのカウントダウンでもあります。なんだか気分が一新されるぞ、というような清々しい気持ちと同時に、冷たい風を全身に取り込んで浄化されるような気持ちになるあの正月です。 

 

オーストラリアでは、まったくそれを感じません。笑  1月1日は、たぶんビーチでサーフィンと日焼けに勤しんでいると思います。つまり、オーストラリアでは日常の延長線上にあるのがクリスマスです。日本では非日常としても位置づけることができるかと思います。 

 

 

 非日常を追い求めて 

非日常を感じることで自らを開放させる。このスキームは、太古の昔から人間が力を借りてきた偉大な語りのヒントだと考えています。例えば、祭り。これは人間が人間であることをその場に限り一旦やめて、奥底に眠る人間性を呼び覚ます儀式でした。 

 

オーストラリアには祭りはありません。彼らがどのように自分を開放するのかというと、それは旅行です。日本のニセコがオーストラリア人で大繁盛しているという話は有名かと思います。オーストラリアにはない、未知の体験を追い求める傾向があります。往来に24時間近くかかるヨーロッパやアメリカに比べると、10時間前後でいけるアジアは近くさらに未知の体験ができるという認識が広がっています。日本で言えば、ロボットレストランや着付け体験、パウダースノーでスキー、サムライ、スシetc…. 未知の体験を追い求めているのです。 

 

ここで僕が言いたいのは、休みに非日常をもたらすことこそが、最高の休暇の過ごす秘策なんじゃないかということです。 

なぜかというと、新しいことに挑戦するたびに、熱中して何かを探索している感覚が呼び起こされるからです。普段の週末できることなら、サーフィンやランニングなどの屋外でできるアクティビティが良いのではないかと思います。外の空気に思いっきり触れながら、熱中している感覚を楽しめるからです。 

 

長期休暇なら、やはり海外旅行かと思います。色々な細かい不自由さに出くわすと思います。それらを解決するために動いてみるもよし、「まぁいいか」と開き直ってみるのもよし、持ち帰って話のネタにするもよし、全部新しい体験として蓄積されるはずです。 

 

 

ではでは、幸せなホリデーを! 

 

(しげきむ)