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映画『焼肉ドラゴン』(2018) 鄭 義信監督

映画『焼肉ドラゴン』(2018) 鄭 義信監督 映画『焼肉ドラゴン』(2018) 鄭 義信監督

あんにょんはせよ~!!

今回、ご紹介させていただくシネマ作品は、

2018年6月22日公開の映画『焼肉ドラゴン』です 😛 パチパチパチ

まだ公開前ですが、一足先に試写会に行ってきました~!!

提供:ファントム・フィル

本作品は兵庫県姫路市出身の在日韓国・朝鮮人3世、

鄭義信(チョン・ウィシン)監督が“還暦の新人監督”として初監督に挑戦している作品です。

鄭義信監督は、演劇界では一流の演出家、映画界では「月はどっちに出ている」、「愛を乞うひと」、「血と骨」などの脚本家で知られており、本作品も自身の舞台『焼肉ドラゴン』が原作となっています。

原作となった舞台は、2008年に日本の新国立劇場と韓国の芸術の殿堂(ソウルアートセンター)のコラボレーションで上演され、韓日両国で複数回にわたり再演。

また、朝日舞台芸術賞グランプリや読売演劇大賞の最優秀作品賞など数々の演劇賞を受賞、両国で高評価を獲得しました。

さて、映画『焼肉ドラゴン』ですが、プロローグを少しだけ・・・

 

1969年、関西の地方都市、伊丹空港のそばの集落。

夫婦が罵り合う声、茶碗が割れる音、子供たちの歓声・・様々な声であふれた狭い路地の一角にある小さな焼肉店は、亭主である龍吉(キムサンホ)という名前から『焼肉ドラゴン』と呼ばれている。

 

家族は、龍吉と妻の英順(イジョンウン)、長女の静花(真木よう子)、次女の梨花(井上真央)、三女の美花(桜庭ななみ)、末っ子の時生(大江晋平)の6人暮らし。

龍吉は戦争で左腕を失ったが、毎日懸命に働き家族を支えていた。

ある日、梨花と幼馴染の哲男(大泉洋)の結婚を祝うため、静花と美花、そして美花の恋人の長谷川(大谷亮平)が宴の準備をしていると、市役所に婚約届を出しに行った二人が帰ってきた。幸せ絶頂にあるはずだがなにやら様子がおかしい。

梨花によると職員に馬鹿にされたと感じた哲男が、結婚届を破ってしまったという。

そんな無鉄砲な哲男に怒りを隠せず騒ぎ立てる英順と、「明日もういっぺん市役所、行ったらえぇ。」と冷静な龍吉。

静花は拗ねてしまった梨花を哲男と仲直りをさせ、常連客たちは美花の歌にチャンゴやアコーディオンを奏で、賑やかな宴が始まった。

些細なことで泣いたり笑ったり・・・。

夕暮れ時、仕事がひと段落着いた龍吉は時生に誘われ、向かいの家の屋根に上がり、桜吹雪が舞う春の心地よさを感じながら、時生にそっと語りかける。

「たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる。」

屋根の下の店先では、酔っぱらった哲男たちが店の外まで出てきてどんちゃん騒ぎ。

今日もいつもと変わらない一日が終わろうとしていた。

しかし、時代は高度経済成長に浮かれ、急速に変化を遂げる中、『焼肉ドラゴン』にも次第に時代の波が押し寄せて来るのだった。

 

提供:ファントム・フィル

映画『焼肉ドラゴン』のキャストには、韓日を代表する実力派キャストが結集して描きだされています。見応えもたっぷりです!!

故郷を失い戦争の傷を抱えながらひたむきに生きる彼ら家族と常連客の姿を通し、高度経済成長期終盤の激動の時代の人々の悲喜こもごもをユーモラスに描いていく作品となっています。

自分の祖父母や親戚が同じような経験をしてきたかもしれません。そんな事を思いながら、映画を見ていたら・・・胸にぐっとくるものがありました。

 

是非、皆さんにも家族で映画を見て欲しいと思いました。

ぜひ映画館でご覧ください!!

映画『焼肉ドラゴン』は、2018年6月22日より全国ロードショー開始!!

【公式HP】 焼肉ドラゴン 

【公式twitter】 焼肉ドラゴン

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(そんうく)