アンニョンハセヨ！

今回ご紹介する映画は「手紙と線路と小さな奇跡」です！韓国の原題は「기적(奇跡)」だけなので、邦題はいろいろと説明がすでにタイトルについてますね！

邦題にもあるように、この映画は手紙と線路と奇跡に関する心温まるヒューマンドラマです！

この映画は1988年に開通した韓国初の私設駅であるヤンウォン(両元)駅の話を元に作られた作品です。ですが、ファンタジー要素などかなり映画的な脚色が加えられています。実話をアイデアのきっかけにして、話を作り上げた作品と言った方が正しいかもしれません。

ちなみにこのような実話に想像力を加えて作った作品が私はけっこう好きです。ストーリー性もあって面白いですし、そのような駅があったのかと歴史に興味を持つきっかけにもなりますので。

映画のあらすじですが…

線路は通っているものの、駅のない村。陸の孤島ともいえるその村では、外に出るために危険な線路の上を歩いて行かなくてはいけません。そんな村に住む数学天才高校生のジュンギョン(パク・ジョンミン)は駅の開設を求めて大統領府に手紙を送り続けます。しかし、なかなか返事は来ません。ジュンギョンに恋する同級生のラヒ(ユナ)の助けを借り、あの手この手で駅を作ってもらえるよう訴えかけるのですが、それでもうまくいきません。そんなジュンギョンは大統領に直接会って直談判をするために数学大会に出て大統領賞の獲得を目指し始めるのですが…

ジュンギュンの家族のエピソードもこの映画において重要な部分です。ジュンギュンは機関士である父テユン(イ・ソンミン)と姉ボギョン(イ・スギョン)と一緒に暮らしているのですが、映画を見進めると、なんだかその関係性に、おや？という違和感を感じ始めます。そしてそれが村に駅を作りたいというジュンギョンの思いの原動力だとのちに知ることになるのですが…ネタバレになるので詳しくは語りません。気になる方は映画をご覧下さい！

そして日本でも人気だったアイドル、少女時代のユナの演技が見れる作品でもあります。少女時代が好きな方は必見ではないでしょうか？

そして主演の二人、この映画の撮影時にはすでに30代のはずなのですが、高校生役を演じています。もっと若手俳優をキャスティングすることもできたんじゃないかとも私は思ったのですが、見てるうちにはまっていくのでそこは問題ありませんでした！

今回はここまでです！

それではまた次回！

ジニュン