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引越しで友達増えましたけど何か?~在日韓国人のシドニー滞在記~

引越しで友達増えましたけど何か?~在日韓国人のシドニー滞在記~ 引越しで友達増えましたけど何か?~在日韓国人のシドニー滞在記~

  Hey guys!

どうもいまだに登場の挨拶が決まっていないしげきむです。

 

オーストラリアはすっかり冬になってしまいました。今この記事を書いているのは7月の初頭、普段であれば梅雨の鬱陶しさにイライラしながらこれから来る夏に向けてワクワクしているころではあります。

しかし、7月シドニーではしっかり冬。12月の東京と同じぐらいの寒さです。

そして、家の中の方が寒いという感覚も東京とそっくりです。オーストラリアの家は断熱材を使わず、壁に隙間があることが普通だそうで、8月の末までは耐えなければなりません。冬よ、早く終わってくれ。。。。

そんなオーストラリアの可愛らしい作り(?)をした家でありますが、最近私は引っ越しを経験しました。立派な一軒家です。今日はオーストラリアでの引っ越しについて書いてみたいと思います。

 

引越し当日の朝 – 霧が濃すぎて不安に

 

 

1、家選び

シドニーで一人暮らしをしている人は稀です。なぜかというと、家が広くて家賃もそこそこ高いからです。つまり、多くの人がシェアハウスをして暮らしています。例えば家主が夫婦であっても一部屋余っていれば家をシェアするなんて感覚はものすごく当たり前のようにあります。実際に僕も引越す前はミャンマーとシンガポールの夫妻の家に間借りをしていました。完全にThird wheelでしたが、彼らも僕もすっかり大人ではあるので、ある程度距離感を持って接してくれました。お互いに気を遣いあって、といったような極めてアジア人っぽく過ごせたので非常に快適でした。

 

どこで家を見つけるかというと、もっぱらインターネットです。インターネットでシェアハウスと検索すると、GumtreeだとかFlatmates.com.auだとか専用のサイトが出てくるのでそこに家賃やら一人部屋が良いやら場所やらを入力して検索します。

 

新しい家は1週間もあれば決まります。というのも、サイトを見て、いいなと思ったところに片っ端から連絡して、週末に内見して、決まり、みたいな感じです。「オレ、ココスム」さえ言えれば一発サインして、はい引っ越しみたいな流れです。そこも大きく日本と違う暮らし事情かと思います。

 

 

2、新居にて

で、僕の今回の新しい家には、フランス人3人とネパール人2人が住んでいます。今回の家は、めちゃくちゃ楽しいです。みんなフレンドリーで、今日あった仕事の話やら今計画している旅行の話やら、日本酒とワインの違いやら色々喋りまくってます。部屋から出るとリビングに誰かしら友達がいるような感覚です。

 

新しい家の庭から。空港にも近く、飛行機も間近に見えます。

 

フランス人のうち一人、アーナルドは、これは引っ越し後に知ったことだったのですが、韓国に半年間留学していたことがあったらしく、僕が韓国人だと知ると当時の思い出を色々話してくれました。特にソジュはひどい酒だったと嬉しそうに話してくれました。こいつはいいやつに違いないと思った次第です。

 

※ チャミスルを褒めているわけではありません

 

さらにもうひとりのフランス人(オリジナリティはインド)のイリャンゴとネパール人のサヒンは日本に対して興味津津で、文化、自然、アニメやら根掘り葉掘り聞かれます。ちなみに、この2人は料理がだいぶ上手で、イリャンゴが酸化してしまったワインで冷蔵庫にあるものテキトーに作ったホットワイン。(まるで韓国人がすっぱくなったキムチをチゲに全部ぶち込むノリ)これがめちゃくちゃ美味しい。サヒンが作った餃子に関しては、インド風のソースで食せばまさにホンモノ!ホンモノです!目がさめるほど美味しかった。ネパールで餃子は国民食のようなものなんだそうです。

 

これがそのホットワイン。これの作り方教えてもらってます。

 

オーバー30ながら男子独身寮みたいな雰囲気そのものです。

 

ここで何が言いたいかというと、ただ単にラッキーだっただけではありますが、在日に生まれてて良かったということです。(前回の記事と浮き沈みが激しい点はご容赦ください。)オリジナルは韓国で、日本に住んでて、英語で普通にコミュニケーションが取れていて、シドニーでもプロフェッショナルとして仕事をしているということに対して、彼らはリスペクトをしてくれているということも相まって、他人の体験や興味からの共通項を持って、自分と全く違う背景の人達とディスカッションできるってことは知的好奇心が満たされることこの上ありません。

 

日本にいるととかくあーだこーだ五月蝿いやつらが周りにいるような感覚に陥りがちですが、ここシドニーでは違いこそがリスペクトや美しさを生んでいます。

 

新しい家に引っ越したことによって、また自分の交友関係が増えて新しい刺激を受ける、これは貴重な体験かもしれません。

 

皆さんも一歩前へ!

 

Au revoir!

 

P.S. シドニーでの日々の生活はInstagramにもアップしています。もし興味があったらjay.joongshin.shigekim524で検索してみてください。

 

(しげきむ)