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台風、済州直撃!

台風、済州直撃! 台風、済州直撃!

あんにょんはせよ~
毎月1回、 済州の暮らしをちょこっとご紹介していく『済州紀行』担当のすんじゃです。

今年は台風が本当に多いですね。
日本に住んでいた時は、東北在住だったのであまり台風の被害を受けることもなく
学生時代も1回だけ休校になったぐらいでした。
他人事のようにしか思っていませんでしたが、現在住んでいるのは済州島。
台風がくる、といっても日本や中国に逸れることも多いですし
比較的日本人ほど自然災害に敏感ではない気がしますが、今回の台風19号。
かなりの爪痕を残していきました。

ちなみに、韓国では台風を名前で呼びます。今回の台風19号はソーリックという名前でした。
日本に住んでいる家族から、台風は大丈夫なのかと連絡がきて
そういえば日本は~号という呼び方をすることを思い出しました。
この名前、実はミクロネシアが命名したものだそうで、伝統的な部族長の称号という意味だそうです。
この呼び名は、北西太平洋、または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)をつけるようになったそうで、平成12年の台風1号から命名されるようになりました。
そこから140個の名前を繰り返し使うようになっているんだそうです。
詳しくは気象庁のホームページをご覧ください!
(台風の番号の付け方と命名の方法:https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html

今回の台風“ソーリック”は韓半島を通過していくということで上陸する前から
ニュースなどで大きく取り上げられていました。
かなりの被害になるだろう、とのことでしたがまさに的中…

勤務先の学校の給食室に行く道では、木が折れて道が塞がっていました。
他にも信号が壊れていたり、住宅が浸水したり、道路で車が雨水のせいで立ち往生したり…
また更に残念なことに、波にさらわれて女性1名が行方不明になるなど
想像以上の被害がありました。

次の日は、台風一過。天気も良くてまた暑さが戻ってきた感じがします。
今回は前日からニュースでかなり大きくとりあげ、
ほとんどの学校が事前に措置をとったおかげで、これくらいの被害で済んだように思います。
学校で働いている者としては、生徒たちの安全が本当に大事なので早めに動いてくれて本当によかったです。

日本は自然災害が多い国なので、避難訓練をしたり、なにかしら対策をとっている方も多いと思います。
ここ数年、韓国でも地震が起きるようになりました。
台風だけでなく、そのほかの自然災害もいつ何が起きるかわかりません。
韓国でもそういった取り組みをしてくれるといいなと思います。

行方不明の方が、はやく見つかりますように…

(すんじゃ)