あんにょんブログ
青年会みんなの情報ブログ在日韓国人青年の海外赴任日記10-大変だ!荷物が破損している!
海外赴任中の在日韓国人青年のユインです。
今日は僕が経験した「荷物のトラブル」について共有したいと思います。皆さんの海外旅行や赴任・出張時の参考になれば嬉しいです。(トラブルに見舞われないことが一番ですが…笑)
皆さんは” The squeaky wheel gets the grease.”という英語のことわざをご存知ですか?
「軋む歯車に油が塗られる(=不平・不満は言わないと対応してもらえない)」という意味です。海外に住んでいると、こういうことをよく実感するようになりました。
僕は大学生の頃から毎年数回プライベートで海外旅行するくらいには旅行好きなのですが,幸運なことにいままで荷物についての大きなトラブルはありませんでした。が、海外赴任してから荷物のトラブルが立て続けにありました…
残念ながら、海外では荷物はぞんざいに扱われてしまいます。(日本でも宅配業者が配達物を投げ飛ばしたり踏みつけたりする動画が問題になったことはありましたが…)日本も韓国も世界的に見れば扱いが丁寧なほうだと思います。
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目次
■引っ越しの荷物が破損していた
■出張時にスーツケースが破損していた
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■引っ越しの荷物が破損していた
赴任直前、日本から段ボールで数箱の荷物を送ったのですが、赴任先の香港で荷物を受け取って開封したとき、そこに入れていたプラスチック製のケース(僕はその中に本を詰めていました)の蓋がバキバキに割れてしまっていました。しかも、2ケースも破損…
あまり高価なものではないし…しょうがないか…とも思いましたが、ひとまず引っ越し業者に連絡をしてみました。「破損の状態を確認したいのでメールで写真を送ってください。」と言われましたので、送ってみたところ「確かに破損しています。大変申し訳ございません。保険金の手続きを進めます。」とあっさり受け入れてくれました。何でもひとまず言ってみるものですね~。ひとまず損はしなくて済みました。
保険金を受け取るにあたって、購入時期と金額を覚えていれば教えて欲しい。と言われましたので、記憶を辿って回答しました。その後、保険会社に提出する書類が送られてきたので内容を確認して署名・返信して手続き完了です。
2ヵ月ほどして、引っ越し会社から保険金が「小切手」で届きました。(イギリスの影響を色濃く残す香港では、小切手のやり取りは日常茶飯事だそうです。個人でも小切手を発行して支払うことが多いのだとか。僕が香港で銀行口座を開設した際にも、普通口座に加えて小切手用の口座も同時に開設されていました。)
小切手なんて見たこともないし、換金方法も分からないよ!と思い調べてみたところ、自分が口座を持っている銀行の窓口かATMに小切手を持っていけば対応してもらえるようなので、時間あるときに行ってみようと思います。なんとなく小切手ってカッコイイですよね。(見慣れないせいかな?)
■出張時にスーツケースが破損していた
出張先のインドネシアに行ったときのことです。ジャカルタの空港で荷物を受け取り、ホテルへ向かいました。その時点ではスーツケースに外傷はなく、特に異常を感じませんでした。が、何かおかしいことに気づいたのは、ホテルに着いて荷物を広げようとしたときのことでした。
「あれ?スーツケースのロックが掛かっていない。確かにロックして預けたのに…」そして、スーツケースのロックを確認してみたところ、ロックが効かなくなってしまっていることが判明しました…!なんということでしょう。本来であれば空港で荷物受け取ったときに異常を申し出れば手続きがスムーズだったのですが、外傷がなかったためにホテルまで来てしまいました。しかも、空港から車で片道3時間…。もう空港には戻れない…。
ひとまずその日の夜は航空会社の窓口にメールして寝ることにしました。翌日、航空会社からは丁寧なお詫びのと何点か確認事項が記載されたメールが届きました。当初は「インドネシアで修理する」と言われましたが、出張期間中に直して受け取れる感じではなかったので香港に戻ってから修理してもらえるようにお願いしました。
こういう時の対応は顧客満足度にとても影響しますね。とてもスムーズで親切な対応だったので、好感度が上がりました。
数日後、香港に戻ってから空港で「ダメージレポート」を受け取り、自宅の住所と電話番号を伝えました。
翌日、修理業者がスーツケースを引き取りに来て後日直ったものを配達してくれました。
ダメ元で航空会社に申し出てみて良かった。と思えた経験です。ちなみに、航空会社が対応してくれなかったときでも、旅行保険が適用できる場合があります。旅行保険は案外、色々なものをカバーしてくれています。スーツケースの破損以外にも、所持品の破損や他人のものを誤って破損した場合、飛行機の遅延や欠航による出費なども補償が適用されることがあります。
旅行保険はクレジットカードに付帯していることもありますが、カードの種類によっては「旅行に掛かる費用を当該のクレジットカードで支払っていること」を条件にしていることもあります。ぜひ一度、旅行前にはクレジットカードの特典や旅行保険についても確認をしてみてはいかがでしょう。
では、また。
(ユイン)