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第44回定期中央大会

第44回定期中央大会

秋にコリアンユーストラベル…青年会中央大会で方針

青年会中央本部(鄭昇栄会長)は、全国の在日同胞青年が相互の繋がりを確認する場として今秋、2泊3日の日程で「コリアンユーストラベル」を実施する。3日、東京港区の韓国中央会館で開いた第44回定期中央大会で方針採択した。

新規青年の発掘と会員拡充を目的として企画。開催地は長崎県が有力だ。日程を含め6月の全国会長会議で詳細を決める。内容はフィールドワーク、講演会、体験学習、連帯企画など。全国から対象青年100人程度の参加者を見込む。参加費は1万円。

青年会は1977年の結成から今年で45周年。実働する地方本部が毎年減少を続けていることから、誰もが参加しやすい大衆事業で組織の底上げを図ることにした。同時に昨年と同様「コリアンユースアカデミー」も重点方針の一つに掲げ、青年会参加者の動機向上とスキルアップをめざす。

大会は2年ぶりに対面方式となった。全国から代議員76人中46人の出席を確認して成立。病気療養中の鄭会長に代わり、文英壽副会長が会長代行として大会を進行した。民団中央本部からは鄭夢周副団長が参席し、呂健二団長の祝辞を代読した。

午前中に21年度活動報告を質疑応答を経て承認。午後からは分科会で22年度活動方針案・予算案などを審議し、原案通り承認した。

基本方針として採択したのは「ハングル月暦」の制作と配布、地方本部巡回、インターネットを使った広報宣伝活動の拡充、青年会誌の発刊など。