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オンラインで未来へつなぐ…在日同胞青年ワークショップ

オンラインで未来へつなぐ…在日同胞青年ワークショップ

[ 神戸のメーン会場から4都市で中継して行われた在日同胞青年ワークショップ ]

[ 金剛学園舞踊部、建国高校伝統芸術部にオープニング公演とちゃんへんさんのジャグリング、江畑秀範さんのチームによるテコンド演武 ]

 

 在日韓国青年会中央本部(鄭昇栄会長)では11月28日、神戸をメーン会場に浜松、仙台、大津、長崎でオンライン中継するハイブリッド方式の「在日同胞青年ワークショップ~未来はつながる2020~」を開催した。5カ所合わせて60人が参加した。

 企画は「学び」と「連帯」を調和し、在日次世代たちによる「ゲスト公演」と「全体企画」をミックスした。まず、金剛学園舞踊部、建国高校伝統芸術部による韓国民族舞踊とサムルノリによるオープニング公演後、鄭会長があいさつ。

 鄭会長は「コロナ禍のため毎年開催していた全国行事や各連帯行事は中止を余儀なくされた。そんな中、このように参加を決断してくれた皆さんに、心から感謝したい。どんなに離れていても、みんなの心はつながっていると思う」としながら、「青年会のモットーは、同胞青年のための会だ。青年たちの心の拠り所をめざし、一人ひとりが学び・考え・発信し、在日青年コミュニティーをより強固にし、全国青年の力の源にしていこう」と呼びかけた。

 「ゲスト公演」は①立命館大学応援団吹奏楽部の演奏②在日3世のプロパフォーマー、ちゃんへん(金昌幸さん)のジャグリングとラップ③テコンド日本代表選手でもある在日3世の江畑秀範(金秀範)さんと西田薫平さんのチームによるテコンド演武と続いた。

 この後、「全体企画」に移り、ちゃんへんさんが「自信の経験から同世代に伝えたいこと」、青年会埼玉本部の張熙皙監査が「一生折れない自信の作り方」と題して、プレゼンテーション形式でマイストーリーを披露。それぞれ「在日韓国人として自信を持つこと」を呼びかけた。

 続いて、「青年会がめざす未来」をテーマに、各会場別に2時間にわたって、グループディスカッション。個人の目標設定を出し合ってグループごとに共有し、個人から組織の目標設定という流れで①青年会に求めるもの②青年会でやっていきたいことーについて熱く語り合った。

 各地域から各自の目標について発表された後、鄭会長が「個人の目標や青年会に求めているものが共有できた。ここにいる青年から発信することが大事であり、活動者がやり甲斐を見いだせる環境を整え、多くの青年が成長できる会になることを望む」とまとめた。

 フィナーレの「リレー企画」では参加者一人ひとりがボードに一文字を書き、「共に手を取り合い」「新しい時代へ共に」「未来を私たちの手でつなげていこう」「在日同胞青年ワークショップ未来へつなげる2020」「私たちから始める」とのスローガンを完成させ、スライドショーで繋げて一体感を表した。

 閉会式後は各会場ごとに懇親会を行い、意見交換を続けた。