交流事業

サムルノリ

サムルノリとは、韓国に古くから伝わる伝統芸能である「農楽」(風物=プンムルとも言います)を舞台芸術としてアレンジしたパーカッション・アンサンブルです。
青年会では、ルーツの国の文化継承と、文化を通した韓日交流の促進に向け、各自治体および他交流団体等が主催する国際イベントなどに積極的に出演しています。
また、サムルノリを通じて文化振興の認識を高め、在日韓国人が自分たちの民族的な文化を体感しながら、アイデンティティを確立・確認していくための文化事業・活動として、現在も積極的に進めています。

楽器紹介

「チン(鉦)」は、真鍮で作られた大きな銅鑼です。全体の音を包み込む役割をします。
「ケンガリ(小鉦)」は、真鍮で作られたチンより小さい薄い銅鑼です。叩くと、かなり高い音が鳴ります。
こちらは、全体のリーダー的な存在です。音符を変えると、全ての楽器のリズムが変わります。
「チャンゴ(杖鼓)」は、チャングとも言います。砂時計型打楽器で、木をくり貫いた筒の両面に動物の皮を張った太鼓です。形状は、日本の鼓(つづみ)とほぼ同じです。
「プク(太鼓)」は、木をくり貫き、両面に馬や牛の皮を張った太鼓です。

サムルノリ活動は、1990年代の日本社会の中での韓国文化振興のための大きな役割を果たし、
日本社会の中での「サムルノリ」の認知を高めてきました。現在も地域のお祭りや韓日交流イベントにて演奏をしています。更なる韓国文化振興の発展と韓日の架け橋として貢献できるよう日々練習に励んでいます。サムルノリだけではなく、韓国伝統舞踊なども盛んに行っている地方本部があります。



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