在日韓国人青年の海外赴任日記11-イギリスの名残-

2018年12月13日

海外赴任中の在日韓国人青年のユインです。

今日は僕が赴任している香港で見られる「イギリスの名残」について紹介しますね。
(今回はほとんど写真です…笑)

 

皆さんも学校の授業で習っているのでご存じでしょうが、つい最近まで香港はイギリス領でした。

1997年にイギリスから中国に返還された香港ですが、返還後50年間は中国本土の影響を受けず、香港独自の運営が認められています。そのため、法制度や通貨は中国本土とは違います。そして、中国本土と香港の人の往来は制限されています。(長くなるので、中国と香港の関係はまた別の記事で紹介しますね。)

 

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目次

■ 街中イギリス英語でいっぱい!

■ 標識や見かけるものもイギリス風

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街中イギリス英語でいっぱい!

香港の公用語は,広東語・英語が基本です。そして、かつてイギリスの統治下にあったため香港で使われる英語はイギリス英語が基本になっています。皆さんも中高生時代の英語の授業でアメリカ英語とイギリス英語の違いを少し習っていると思うのですが、覚えていますか?

・まずはスペルが違う
日本や韓国ではアメリカ英語を基本に習うので、センター(真ん中)のスペルはcenterと習いますよね。ところが、イギリスでは”centre”となります。カラー(色)はcolorと習ったと思いますが、イギリス英語だと”colour”です。香港を二分するビクトリア・ハーバー(湾)はVictoria Harborと書きたいところですが,”Victoria Harbour”と表記されます。

 

・単語が違う
エレベータ(elevator)は実はアメリカ英語。イギリス英語では”lift”と言います。ちなみに階数の数え方もアメリカ英語とイギリス英語で違います。香港で待ち合わせの約束をするときには、勘違いしているといつまでも相手と会えない。という事態が起こりかねないので注意が必要です。

▲日本や韓国はアメリカ式で数えますが、香港はイギリス式なのでエレベータには「G」のボタンがあります。

なぜ、アメリカとイギリスで階数の数え方が違うのか…誰か知っている人がいたら教えてください。

そのほかにも、サンドイッチやハンバーガーの付け合わせで定番の「フライドポテト」おいしいですよね。アメリカ英語ではFrench Friesと言いますが、イギリス英語では”Chips”と言います。みんな大好きFish & Chipsについてくるのはフライドポテトですよね。

▲イギリスの名残で香港では美味しいサンドイッチが手軽に食べられます。これは僕がよく持ち帰りする店のクラブハウスサンド^^

ちなみに、ポテトチップスのchipsはアメリカ英語。イギリス英語でポテチはcrispsと言います。では、ホテルやレストランでお馴染みの「チップ(サービス料金)」は?これはアメリカでもイギリスでも”tip”(発音は「ティップ」が近い)です。そのほかにも、香港にはイギリス英語がたくさん!

香港に来たら、ぜひイギリス英語とアメリカ英語の違いを楽しんでください。

 

標識や見かけるものもイギリス風

イギリスだけでなく、オーストラリアなどイギリスの影響を受けている地域に行ったことがある方なら見たことがあると思いますが、幅の狭い道路を横断するときの標識がこんな感じです。

▲LOOK RIGHT, LOOK LEFTという表記が,イギリスやオーストラリアなどと同じです~

 

イギリスでお馴染みの2階建てバスは香港中を走り回っています。

▲ぜひ眺めの良い2階席に座ってみてください!

 

駅でお馴染み「足元にご注意ください」もイギリス式に“(Please) mind the gap.”です。日本だとアメリカ式に”(Please) watch your step.”ですよね。

▲基本的に広東語と英語が併記されているので、広東語が分からなくても何とかなるのがありがたいですね。

そしてコンセントの形状。香港はイギリスと同じ「BFタイプ」です。日本はアメリカと同じ2穴の「Aタイプ」、韓国はヨーロッパに多い「Cタイプ」ですよね。ちなみに中国本土は「Aタイプ・Cタイプ」が多いと聞きました。

▲旅行の際には変換プラグを持参しましょう。電圧も日本と違うので機器によっては変圧器が必要な場合も。

最後に…先日、財布に入っていたコインを何となく眺めながら驚いたことが!

かつて、イギリス統治時代にはイギリスやオーストラリアなどと同様に、香港でもコインの裏にビクトリア女王が描かれていました。香港が中国に返還されてからは、香港の旗に描かれている花(バウヒニアと言うそうです)が描かれています。そのイギリス時代のビクトリア女王が描かれたコインが財布に入っていたのです。何とも驚き!歴史を感じますね。

▲20セントコインの新旧比較。上がイギリス時代、下が現在流通しているコイン。

皆さんも香港に来る機会があれば、イギリスの名残を色々探してみてくださいね。

では、また。

 

(ユイン)

   

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